【立てよ薬剤師 第2弾】情報は発信すればするほど、自分を大きく成長させる

去る、9月23日、24日に石川県金沢市にて、とある発表が行われました。
https://twitter.com/Fizz_DI/status/1043991301975203840
昨年行われた#立てよ薬剤師 企画のポスター発表です。
ありとあらゆる情報がインターネットで手に入れられ、情報の質のばらつきも拡大していっている反面、検索を行っても上位に上がってくるのは不適切な健康情報を含むサイトが多く占めている、ということがありました。

今回第2回目の企画『薬剤師がブログやSNSで情報発信する理由・目的』に参加させていただくことになりましたので、私なりの情報発信する意味、目的をお話しさせていただこうと思います。

私が情報発信をする目的

ふぁるめど
私の最初にツイッターを始めた理由は、とにかく情報を集めるためでした。転職してすぐに1人薬剤師で何も分からなかったので、その情報源をTwitterに求めたのがきっかけです

  • リアルな環境では学ぶことのできない知見をいち早く知る手段の1つとしてSNSが有効である
  • 情報を集めて初めて知った薬剤師の世間からの評価の低さに驚愕した
  • 少しでも薬剤師業界全体のレベルアップに関わりたい

いろいろな情報発信・収集を行った上で、これらが今の私の情報発信をする主な目的になります。
そんな状況を踏まえながら、少しお話しさせていただきます。

薬剤師業界を取り巻く話題について①

まずはTwitterを騒がせているこんな話題から…
薬局、棚から100円の薬取るだけで手数料1100円?「儲けすぎ」批判強まる、大手社長に配当1億円超

薬剤師はただ薬を棚からとって袋に詰めているだけで大きく儲けている。
あなたはそう言われてどう感じていますか?

薬の相互作用や患者さんの体質・年齢・性別、妊娠・授乳の有無…これらの条件と薬の性質をあらゆる角度から確認しているのに、なぜそんなこと言われなければいけないんだ!…と感じているでしょう。

薬剤師の仕事って、薬の幅広い知識を活用して医師の処方せんを受け取った際に、患者さんが本当に処方箋に書かれた薬によって治療の目的を果たせるか、だけでなく副作用など不利益を被らないか、他科受診での薬との相互作用がホントに患者さんに影響を与えないのか、という処方箋の意図を確認しつつ安全である、という判断がなされたもののみが、患者さんにわたっているために……クドクド。

要約すると、
患者さんから見たら結局、医師の指示通り棚から出している「だけ」に見えているせいではないか、と思っています。
薬剤師の役割や職能が見えていないからではないでしょうか。

私自身、薬剤師の職能の大きな部分として、薬や疾患の「知識」が占めていると感じています。

頭の良さ”だけ”が薬剤師のアピールポイント〜”腕のいい薬剤師”ってつまりどういうこと?〜

まさに山本雅洋先生のおっしゃる通りだな、と思います。
だからこそ、外から見えない「知性」はどんどん発信して、見える化してこそ意味を成すと思うのです。

薬剤師業界を取り巻く話題について②

そしてもう一つの話題はこちら。

【2018年版】薬剤師に将来性はあるの?今後の需要と薬剤師の未来

【2018年版】薬剤師に将来性はあるの?今後の需要と薬剤師の未来

薬剤師は過剰時代に突入し、薬局業界自体が縮小、薬剤師の年収も下がっていく
せっかく6年間も大学に通い学んだことを現場に出て活かそうと思っているのに、なんだか生い先の雲行きが怪しいぞ。
奨学金だってまだまだ残っているのにこれからどうしていけばいいのか。…と。

そうした不安もあるのではないでしょうか。

現状に不満?今後の未来が不安?
だからこそ、今 立ち上がれ!
自分の未来は自分でつかみ取れ!

とはいっても、いきなり急に何か制度を変えたり、薬剤師としての立場や待遇が変わるわけではありません。

しかしながら、あなたが持っている知識や、考えをどんどんいろんな人へ向けて発信していくことはできるはずです。

“思っているだけでは何も変わらない。
現実を変えるのは行動しかない。”

まさにこの言葉に尽きると思います。

そして前述した通り、今はインターネットが、日常の一部として浸透し、何かわからないことがあると検索サイトにキーワードを入れるだけで簡単に情報を手に入れられる時代です。

それと同時に、たくさんの正誤に乱れた情報があふれ、情報におぼれやすい時代でもある、と考えています。

あなたもこの件に関して、思い当たる節があるのではないでしょうか?

具体的な例の提示は避けますが、きちんとした臨床試験などの結果が無く、信頼性の低いと考えられるような情報が多く散見されます。

インターネットでも検索すると上位に出てくるのはそうしたものが大半、ということも往々にして存在しています。

いろんな薬剤師の先生が薬剤師、という『薬の専門家』の立場から、エビデンスなどのデータに基づいた情報提供をどんどん発信していったり、薬剤師同士で研鑽し合える情報を発信していくことが、まずは目の前の患者さんの役に立ち、ひいては業界全体のレベルアップにつながるのではないでしょうか?

まずは1日1ツイートでも情報発信!

なので、まずは1日1ツイートでも、その日その時に感じたこと・学んだこと・今の環境で疑問に思ったことを発信していく、というのはいかがでしょうか。

そうすると誰かが必ず見てくれていますし、そこから情報交換が発生するかもしれません。
薬剤師アカウントで、Fizz先生(@Fizz_DI)、けいしゅけ先生(@keisyukeblog)、やくちち先生(@yakutiti)…など優しい先輩方に質問してみるのもいいと思います。

あなたの好きなこと、楽しいと感じること、気になっていることを発信しましょう!
情報を発信しろ!と言っても、たとえ薬剤師だからと言ってお薬の事だけをつぶやけ、と言っているわけではありません。

普段あなたが楽しいと思ってやっていること、好きで休みの日にはよくすること、何でもいいと思います。

ぜひそうしたことを発信していきましょう。
それこそ私なんて、お薬の知識もまだまだですし、あまり皆様にお伝えすることはできていません。
しかし、医療政策に関すること、キャリアの事、不妊の事…など自分の興味のあることを中心につぶやいています。

あなたにもそうした興味のあることが必ずあることと思います。
是非是非そうしたことをちっちゃなことでも構わないので情報発信していってほしいのです。

あなたの普通知っていることは誰かにとって知らないことなのですから。

ともさん
そうは言っても、私が知ってることって皆さんご存知かと思いますし…

ふぁるめど
そんなことはなーい!

!!!

あなたと同じ経験を積んだ人なんて世界をどこまで探しても、いるはずがないんです。

つまり、あなたにとって「普通」だと思っていることでも、他の人から見たら全くの新しい情報だった、ということがほとんどなのです。
そして、たとえ知っていたことであってもそれは周りにいる全員が知っていること、とは限りませんよね。
あなたにとって「普通」でも、「大切だと思う事」はどんどん発信していくべきです。
それは必ず誰かにとって知らないことであり、役に立つ、と感じられる内容です。

こんな私が…と考えず、私なりの情報を発信してみよう!と考えてみてはいかがですか?

これからはどんな業界であっても、「個」の力が必要となってくる時代

逆に情報発信を続けていける「個」の力をつけて会社に依存しない資質を身に着けていくべきです。

薬にこだわらず、医療に関することでも業界全体として底上げができるような情報発信をしていきませんか?
先にお話ししているように同じようなカテゴリーだとしても書く人が異なれば意見も変わってくるし、同じ内容になることはないのです。
仮に同じになる、ということはそれだけ間違いがない本質の内容である証拠ではないでしょうか。

そして、薬に限らず、あなたが趣味で詳しいこと、勉強していることもどんどん発信していきませんか?
お金の話でも、行政の話でも、絵の事でも、日常の困った話でも…
そうしたことが積み重なって、何人もの人を巻き込んで続けていくことで、大きな波に変えていけるんじゃないでしょうか?

また、あなたが積み重ねていった情報は必ず財産となり、情報発信を始める前と後では大きな変化が生まれていることでしょう。

最後に

今はSNSで簡単に情報発信できますし、ブログについてもいろんな方がブログの作り方から発信の仕方まで伝えてくださっています。
情報発信をする薬剤師が増え、あなたが他の方に役に立つ情報を発信し、そしてほかの方の情報であなたも成長していく…。
この流れが相乗的に薬剤師全体のレベルアップにつながっていく、と私は信じています。

是非一緒に変えていきましょう!

 

目指せ日本一のこども薬剤師

ふぁるめど


【立てよ薬剤師 第2弾】情報は発信すればするほど、自分を大きく成長させる」への1件のフィードバック

  1. りちお

    ハッシュタグ #立てよ薬剤師 から来ました!
    登録販売者のりちおと申します。
    薬剤師さんだからといって、お薬のことばかり発信しなくても…というお話、私も賛成です。
    その人自身の発信からその人に興味を持ち、その人がしている仕事にも興味を持ち…と、展開していくこともありますものね。
    記事を読ませていただき、ありがとうございました。

    返信

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